インハウスとイソ弁の違いについて②

インハウスとイソ弁の違いについて、前回に引き続き書いていこうと思います

前回の記事はこちらです。

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さてさて今日は、インハウスとイソ弁の違いについて書きます。 インハウスって何?という方は、こちらの記事をご確認ください。 [sitecard subtitle=関連記事 url= https://homehoumu.co[…]

②収入面について

・イソ弁

まず、イソ弁の収入はどういう風に成り立っているかですが、次の2つの要素から成り立っています。

事務所から毎月もらえる給料+賞与(事務所によってはないところもあります)

②事務所から割り振られる事件以外に、イソ弁個人で拾ってきた個人事件の報酬

①は、まあ事務所ごとに全然違います。

四大事務所だと、イソ弁1年目から1000万円を超えるみたいです。私は、四大事務所には全く縁もないので、それがほんとかどうかを確かめる術はないですが、周りの情報から間違いはないでしょう。

他方、普通の街弁事務所に勤めていた給料はそんなに高くありませんでした。

ちなみに、私のイソ弁1年目の事務所からの給料+賞与の合計は、500万円しかありませんでした。

たしかに弁護士1年目=社会人1年目でしたので、そう考えると悪くはないのかもしれませんが、勤務時間の長さと、ストレスの程度を考えると割に合わないなと思います。

②の個人事件の報酬ですが、

事務所によってはそもそも個人事件をやるのを禁止していることがあります。そうなると、個人事件の報酬は0になります。

また、個人事件をやること自体は禁止されていないものの、事務所から割り振られる事件が多すぎて、実質個人事件をやる暇がないというパターンがあります。この場合も個人事件で稼ぐことはできません。

ほかのパターンとしては、個人事件はしてもいいけど、売り上げはすべていったん事務所に帰属させ、事務所からの賞与で、個人事件で稼いだ分を反映させるという事務所もあります。個人的な印象では、このパターンをとっているのは、弁護士法人化している事務所が多いと思います。

なので、イソ弁で稼ぎたいという人は、入所する事務所が個人事件の扱いをどうしているかについて確認したほうが良いです。

・インハウス

インハウスの収入は、当然ながら所属する組織(会社)からの給料+賞与となります。

インハウスの年収については、日本組織内弁護士協会(JILA)がアンケート調査をおこなっています。

日本組織内弁護士協会|JILA

日本組織内弁護士協会(JILA)は、組織内弁護士およびその経験者によって創立された任意団体です。…

上記のページにあるアンケート結果によれば、

500~750万円 29%

750万円~1000万円 30%

1000万円~1250万円 13%

1250万円~1500万円 10%

という結果のようです。

当然ながら、弁護士としての経験年数が多ければ多いほど、また会社内で管理職となっていれば、給料が高くなっていきます。

勤務時間も8時間~10時間が合計70%なので、勤務時間のわりにそれなりにもらえるという印象です。

私のように長時間働きたくないマンでかつ、お金はそこそこでいいという人にとってはインハウスおすすめです。

また、インハウスの場合は、弁護士会費が会社負担のところが多い(アンケート調査でも84%が所属先負担となっています)です。

弁護士会費は年間40~80万円くらい(所属する弁護士会によって異なります)なので、これが所属先負担となると、かなり大きいです。

さらに通常の給料だけではなく、会社によっては確定拠出年金の掛け金を会社負担で出してくれたりする場合もあり、年収に現れない金銭的恩恵を受けている場合もあります。

本日はこれまで!