【インハウス・法務部必見】法務業務にお勧めの本part1

 

今日は、法務業務に関して、役に立つ本をご紹介したいと思います!

法務部に所属する人や、法務業務をこなしている人必見です!

 
ビリーブ
本は、他人が長年蓄積した知識・ノウハウを簡単に仕入れることができるので、積極的に活用しよう!

契約書関係の本

契約書作成の実務と書式【第2版】


契約書作成・審査
をする際の定番本といえば間違いなくこれです!

この本の優れているところは、なにより解説がかなり詳細です。

民法の細かい部分をいちいち基本書で確認する必要はありません。

また、掲載されているひな形も充実しています。基本取引契約、賃貸借契約、譲渡担保契約、ライセンス契約、M&A契約などなど。

ひな形で採用されている条項案以外にも、立場に応じてこのように変更できますよという、修正案も記載されてあります。

また、なにより第2版からは民法改正にも対応しているのが嬉しいところです!

かなり分厚いので、使い方としては、通読するのではなく、該当箇所を参照するという辞書的な使い方がベストだと思います。

 

新民法対応 契約審査手続マニュアル

こちらもかなりオススメです。

B5版サイズなので少し大きめですが、読みやすいです。

この本の特長は、冒頭部分に法務部門の役割、他部門からの相談を受けた際のフローなどを詳しく書いているところです。これから法務部門をしっかり整えていこうという段階の企業にお勤めの方には、非常に参考になるのではないかと思います。

また、ひな形もたくさん載っていますし、解説も充実しています。

さらに特徴的なところとしては、各ひな形に関して、法務審査する際のチェックポイントが表の形でまとめられています

そのため、法務審査の際にどこに着目してよいかわからないという、法務初心者の方にはかなりオススメできます!

私は、契約書に関しては上記2冊だけで対応しています。世の中にはほかにも契約書に関する本はありますが、基本的には上記2冊で足りるかと思います。ただし、特定の分野の契約についてより詳しく知りたいという方は、以下のような専門の本を確認したほうが良いです。

ライセンス契約書作成のポイント

こちらはライセンス契約に特化した本です。
最初のほうでは、ライセンス契約の交渉、ライセンス契約の法的性質についての概論が記載されています。
後半は、特許実施許諾契約書、商標使用許諾契約書、著作物利用契約書、データ提供利用許諾契約書について、具体的な条項案を提示し、内容が説明されています。
個人的には、ロイヤルティの定め方の条項が詳しく書いてあってよかったです!

その他

分野ごとにいろいろ契約書の本が出ています。


企業法務一般の本

企業法務のFirst Aid Kit

たまたまですが、ちょうど増補版が出版されたようです。私は、初版の物しか見たことがないのでそちらの感想をお伝えします。

こちらは、企業で起こりうる法律問題に関して、まず最初に何をすればいいのかを広く説明した本になっています。取引先関係、汚職、労働関係などほんと幅広いです。

こちらも、企業の法務部にはじめて配属された、あるいはインハウスローヤーに成りたての方には、企業の法務活動を幅広く知ることができてオススメです。

メーカー取引の法律実務Q&A


メーカー法務で問題になりうる事例をQ&A方式で広く説明しています。

契約成立段階、契約履行段階、契約履行後の段階、債権債務管理、代理店関係、海外との取引などの大まかな分類ごとに問いを立て、解説が記載されています。

これを読めば、メーカー法務のおおよそは理解できるのではないかと思います。

また、最近出版されたばかりの本ですので、民法改正にも対応しています。

知財実務ガイドブック 知財の活用とトラブル対策


少し出版されたのが古いのですが、法務で知財関係(特に、商標、著作権、不正競争防止法関係)を扱うことがある人は、この本がオススメです。

単に商標や著作権の解説を記載しているだけではなく、たとえば商標に関しては、取得に関する対応、他社が自社の商標を侵害している場合の対応など、具体的になにをすればいいかが記載されています。かなり著者の先生のノウハウが詰め込まれている印象です。

企業法務入門テキスト ありのままの法務


経営法友会といういろいろな会社の法務の人が会員となっている団体が出版している本です。

こちらは、小説みたいな感じで、法務部の新入社員を主人公とした読み物になっています。物語を通じて、法務が直面する法的問題をたくさん載せているので、こちらは実務書というよりは、ほんとに初めて法務に携わる人の入門書という位置づけです。

実際私も、法律事務所のイソ弁からインハウスローヤーに転職する際にこの本を読みました、法務業務をあらかじめイメージすることができて有益だったと思います。